FUNDINNOの概要
ベンチャー投資、FUNDINNOという株式投資型のクラウドファンディング。ハイリスク・ハイリターンではあるが、投資した資金は夢とアイディアをもった人たちが使うことになる。
余剰資金があるなら夢追い人に投資する、そんな使い方も良いと思って挑戦中です。
投資失敗ケースの分析
さて、クラウドファンディングについては失敗はつきものです。ハイリスク・ハイリターンなのですから。とはいえ、投資家側の立場からは、少しでもリスクを低く抑えたいのが心情でしょう。過去の失敗ケースをしておくことは何か役に立つかもしれません。
破産・倒産のケース
資金調達したけど軌道に乗らずに終了のケースです。
株式会社ブレスサービス
株式会社ブレスサービスは第11号案件としてFUNDINNOで資金調達しています。
- 世界中のプッシュ通知を可視化する!次世代プッシュ通知解析ツール「CORE INTELLIGENCE(コア・インテリジェンス)」
- 調達金額 :35,250,000円
- 目標募集額:18,000,000円
- 上限応募額:38,000,000円
平成31年1月22日に東京地裁へ自己破産申し立てが入り、結果として債権者への配当資産は残らなかったようです。
ユニボット株式会社
ユニボット株式会社は第45号案件としてFUNDINNOで資金調達しています。
- 「AIBO®️」開発者が挑む!日本のサービスロボットを世界No.1に「UNIBOT」
- 調達金額 :65,520,000円
- 目標募集額:31,500,000円
- 上限応募額:65,700,000円
2019年3月期から債務超過、2020年2月21日事業継続を断念、東京地裁にて破産開始決定を受け倒産。
事業譲渡による解散のケース
破綻ではないですが、事業譲渡による解散により清算となるケースが出たようです。投資側は清算状況により戻りが出るようですが、投資家には不利な結果になるようですね。
Bank Invoice株式会社
Bank Invoice株式会社は、第一号・第十三号の2回、FUNDINNOで資金調達をしています。募集ページは下記。
- FinTech最前線!!! 経理業務の95%の削減を目指す!
- 調達金額 :14,600,000円
- 目標募集額:5,000,000円
- 上限応募額:15,000,000円
- 第2回 FinTech最前線!!! 経理業務の95%の削減を目指す!
- 調達金額 :59,750,000円
- 目標募集額:24,000,000円
- 上限応募額:60,000,000円
合計で、74,600,000円もの資金を集めました。しかし結果は事業譲渡。
株主へは下記清算となったようです。
1回目1株40円→1株10円(25%)(▲75%)
【1株10円目標…】事業譲渡の為解散承認可決!ファンディーノ第1号案件Bank Invoiceバンクインボイス定時株主総会決議ご通知の件のIR情報を発信。
2回目1株100円→1株10円(10%)(▲90%)
黄色信号の会社
建設テックラボ
建設テックラボは第53号案件としてFUNDINNOで資金調達しています。
- Con-Techで建設業界の煩雑な構造をスマート化する!「建設テックラボ」
- 調達金額 :26,700,000円
- 目標募集額:20,000,000円
- 上限応募額:40,000,000円
下記記事によると、清算開始の話が出て、各投資家に譲渡申し込みを伝えている。しかし、『まだ精算には至っておらず、ECF投資家との交渉』との話もあり結論待ちの状況。
【国内3社目】FUNDINNOで資金調達した建設テックラボが清算(倒産)を開始か!?
投資失敗を割り切れる心の準備を
投資して「単に損した」とならぬよう、投資先は吟味しましょう。
私の場合は事業内容や事業代表者の言葉、質疑応答に注目し、思わず投資したいと衝動をくれるシナリオや想い・セリフなどを探し、それが見つかった時に投資するようにしてます。
そうすれば「あの時、こう想ったから夢を買った」って言えるから。失敗しても「だって夢だったんだ」と割り切れる心の準備をしているつもりです。まだ失敗は未体験なので強がってるだけです…
FUNDINNOを始める方へ
FUNDINNOは、ベンチャービジネスへ投資できるクラウドファンディングです。
ベンチャーに夢をはせる起業家に、自分の夢を託すもよし、成長を見守るのもよし、リターンを期待するもよし。
眠らせてる資金を有効活用してくれる人を見つけてみませんか。
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