Chocolateyとは
Windowsでパッケージ管理するソフトです。
パッケージ管理がない場合、
- 必要なソフトウェアは自分で探す
- インストーラを自分でダウンロードする
- インストールを手動で行う
- ソフトのアップデートは、該当ソフトごとに異なり、手動で行う
といった感じです。パッケージ管理があれば、どんなソフトも同じ操作で管理ができるようになるので便利。Chocolateyの管理下に入っているパッケージは、パッケージ最新状態に保つのがラクになります。
Chocolateyの準備(インストール)
最新の方法は本家を確認してください。(本家)
- 管理者モードでPowershellを起動
- Powershellのセキュリティモード確認
- Get-ExecutionPolicyコマンドで確認。もしRestrictedというモードの場合は、Set-ExecutionPolicy AllSigned か Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process でモードを修正しておきます。
- 次のコマンドを実行でインストール完了
- Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol -bor 3072; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString(‘https://chocolatey.org/install.ps1’))
Chocolateyによるパッケージインストール時の基本
Windows系の場合、どうしてもすべてがChocolateyで対応できる保証がありません。そこで本家の「パッケージ検索」をかけることをおすすめします。
検索することでのメリットは下記
- chocolateyで管理されているかがわかる
- 最低限のバージョン管理、ウィルススキャン状況が可視化されている
- メンテナンス履歴、頻度が見える
- 使おうと思うパッケージがメンテナンスが止まっている場合は、利用は控えた方がいいケースが多い。
- 利用者数から有名度が見える
- OSSやfreeのものは、グローバルで知名度が見える。特に類似ジャンルでDL数の多いものが他にある場合、「日本でデファクトと思ってたら海外のデファクトは別のものに変わっていた」なんてことにも気づけます。
もちろん、chocolatye list といったコマンドもあるのでローカルで検索できますが、経験上Webで検索するのが手っ取り早いです。
Chocolateyによるパッケージメンテナンス
Chocolateyのメリットはインストールではなく維持メンテナンス。Chocolateyの管理下に入っているパッケージは、下記コマンドで全パッケージ最新状態に保つことができます。これが強力です。一つ一つパッケージを確認する必要がなくなりますからね。
choco upgrade all -y
まとめ
Windowsの場合、Chocolateyの管理下でパッケージインストールしておくと、常に最新状態を維持するのがラクチンなのでお勧めという話でした。
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