日記を書くことに意味はあるか。ブログに日記を書く人もいます。ブログ日記は意味がないという人もいます。有名人ならまだしも一般人の日記なんぞ需要はないと。ブログ日記はサイトの価値を下げるだけという意見もあります。
日記とはそもそも何か、ブログに日記は書くべきなのか。ブログに日記を公開するのはどうなのか。
「日記とは」から考えてみる
世の中には日記の書き方逆に中心に様々な 記事を見かけるわけですが、そもそも日記とは何でしょう。ということで調べてみます。
日記(にっき)とは、日々の出来事を紙などに記録したものである。 単なる記録として扱われるものから、 文学として扱われるものまで、 その内容は様々である。(Wikipediaより)
最低限、記録である必要があるということですね。その延長で文学的な評価を受けるものも存在するということですね。
では、記録とか文学とは何なのか。
「記録」とは
伝える必要のある事柄を書きしるすこと。その書きしるしたもの。 (Google検索)
Google検索したらいきなり深い。「伝える必要がある事柄」という表現は面白いですね。伝える必要がないことは「記録」にならず「日記」でもない、というのは言い過ぎでしょうか。
「文学」とは
思想や感情を、言語で表現した芸術作品(デジタル大辞泉(小学館)より)
芸術といわれると敷居が高いですが、思想や感情を表現すれば付加価値が付くという考えでよさそう。思想とか感情というとかたいですが、出来事に対しての考え方や感想を付け加えようと心掛けることで価値が高まるということです。
伝える必要性をどう考えるか。
ここまでをまとめると、日記は下記の2つが要求されますね。
- 伝える必要性のある出来事
- 出来事に対する思想や感情
しかし、「伝える必要性」って誰がどうやって判断できるものなんでしょうか。その日記は誰にとって必要なのでしょう?その「誰?」がはっきりしない。
そこで無理矢理にでもポジティブに「私自身が私自身に伝える必要があると思った出来事」を書くことを心掛けることを考えてみます。
- 私自身が、現在の私に伝えるべき出来事と感情(褒める・叱る・感謝する)
- 私自身が、未来の私に伝えるべき出来事と感情(気づき・目標・助言・想い)
ブログで公開する=他人が読むということをどこまで気にするか。
他人の日記というと秘密が書かれているイメージがあります。ブログで公開できる日記となると、その点は最低限考える必要はありますよね。他人のことを考えるよりも数年後の自分が読むことを考える。感情をブログにぶつけて日頃のストレスも合わせて発散させるのもありかもしれませんが、黒歴史は後悔しそうです。公開される、一般の人が読むということは考慮して公開すべきです。
いつ書くのが良いか(朝か夜か、それとも?)
1日1回書くという場合、朝と夜とでは体も頭も状況が異なります。なのでいつ書くのが良いかではなく、タイミングによって書くべきことを変えるのが効率がよいと考えます。一般的には以下のようなことが言われています。
- 朝なら、充電した体力・気力をベースに「行動宣言とその理由」
- 夜なら、一日の出来事をベースに「振り返りとその感想」
しかし、朝とか夜とか日記を書くことの習慣化って難しいですよね。繁忙期で時間が取れないときもあります。一度でも習慣が止まると再開しなくなるものです。
そこで朝や夜といった書くための時間は決めない日記というのはいかがでしょう。今はスマホでいつでも記録が取れます。日記アプリでもノートアプリでも手段は何でもよい。後で書くのではなくその場で記録したり、その場が難しければ直後の記憶が新しいうちに携帯に記録する。原始的ですがとても効果的です。その記録が「ブログ公開前の日記そのもの」ということです。
短時間で記録するための工夫
その場で記録するというアイディアはなかなかよいです。日記アプリでもノートアプリで簡単に始められるので是非やってみてほしいです。
そこで、さらなる時短のためにテンプレを用意しておくとよいです。テンプレはググるといくつか出てきますが、私にとってはしっくりくるものが見つかりませんでした。ですので基本に立ち返ってみて日記は「出来事+思想/感情」ということなので最低限のテンプレは以下となります。
- 今日の出来事
- 出来事に対する自分の考えまたは感想
この単純な2項目に、もう一つあるとよいのが「日記に対する目的意識」です。私の場合、なんとなく持っているのが「一日を後悔で終えたくない」という目的のため「後悔のない一日を実感するための」日記を目指しています。だから私のテンプレには「今日やり遂げたこと」とか「今日の自画自賛」という項目を事前に用意しています。
公開に時間をかけるべきか
「即座に公開」できる記事を即興で書けるほどの文才がある方は、、、こんな記事をそもそも読まないですよね。私には文才がなく、記事を書くのにもひと苦労です。
「公開前の段階」ではいかに時間をかけずに記録するかを考えた方がいい。
そのあと、記録できたら、次にやっと「ブログとして公開する」ことを考えますが、この作業に入ると急に時間がかかるものです。体裁を整えたり中身を確認したりと。こうした推敲には十分な時間をかけるべきです。人に伝えるための文章を目指すのですから。推敲を重ねて意味のある記事にしていくことを心掛けたい。
仕事のことにどこまで触れるか
会社との契約や置かれている立場にもよりますが、業務外に書くブログは常識の範囲で書くことになります。一日の大半を会社で過ごすので仕事のことを書きたい気持ちがありますが、ブログに具体的な仕事の内容を書くのは守秘義務違反の恐れありです。
また自社でも他社でも安易な批評・批判は避けるべきと考えます。法人と呼ばれるように会社は「人」として扱うのが丁度よい。それでも直接の人ではないから敢えて書くという選択肢もある。そういうことがいい味出すこともありますので。いずれにしてもよく考えて投稿した方がいい。何度か読み返してチェックするとか、投稿をわざと数日ズラす、という手もあるかもしれません。この辺りは気を付けたいものです。
毎日書くべきか
必ずしも毎日書く必要はないです。日記とは「ある日の記録」です。極端な話、1日だけでもいい。
でも、大抵の場合は「特定の期間の記録」の方が「単発の記録」よりも価値があります。毎日ということより意味ある期間継続する日記がベターではないでしょうか。何か人生のイベント期間の日記はわかりやすいですね。例えば恋愛日記とか転職日記とか、人の成功/失敗談って興味ある人はいそうですよね。
ブログで日記公開してみよう。
- ブログ日記の公開プロセスは以下。
- 人に伝えてもよい出来事を
- 感想や考え方と一緒に即座に記録しておき、
- 人が読むことを意識して推敲して公開する
「日記の公開についてどうしたらいい?」については、本サイトでは何度もブレてます。継続したい、でも読み手を考えて公開しないと、という葛藤は常に付きまといます。
当サイトもその後、継続しなかったり、意味あるのか悩んだりしました。その後書いた日記関連の記事をリンクしておきます。何か参考になればうれしいです。
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